高校1年の球技大会で張り切りすぎて警察に補導された話


どうもこんにちは。


お盆休みでやることがないのでブログを書きます。


今日は、



「高校1年生の時の球技大会を張り切りすぎて警察に補導された話」


です。




どういうことがわからないと思いますが、そういうことです。



超長くなりますが暇つぶしに読んで頂けると幸いです。笑

球技大会!!

私たちの学校では、毎年1月に球技大会がありました。

うちの学校では、体育祭と並び1年で1番盛り上がる競技のひとつでした。
愛知県での祭りで例えるとせとものまつり並みの盛り上がりです。



各学年ごとに競技が異なっており、ハンドボールだったりバスケだったりソフトボールだったりサッカーだったりバレーボールだったりいろいろありました。

1年生はサッカーとバレーで、クラス毎に各競技1チームずつ作り戦います。


当時全日本女子バレーの、パワフルカナ、プリンセスメグ、高橋さん、吉原キャプテンに心を奪われていた私は、迷うことなくバレーを選択しました。

練習の日々

球技大会の3ヶ月ほど前にチーム決めをします。

チームが結成されてからは、めちゃくちゃ練習します。大会1ヶ月前くらいまでは、毎日毎日放課に練習の日々です。


何せカッコいい姿を見せれば女子にモテるので。。。。






とは言ってもチームは素人ばかりなので、最初の頃はトスやアンダーパス等、コートがなくても出来る練習を行い基礎を固めていきます。
そして、皆がバレーボールに慣れたところでスパイクの練習を開始します。
だいたい2ヶ月前〜1ヶ月前くらいからどのチームもスパイクを練習し始めます。



ただ、ここで問題が発生します。



スパイク練習をするためには、コートが必要。
しかし、グラウンドにバレーコートは2つしかない。。。
毎放課スパイクの練習ができるのは多くても4チーム。
1年生は8チーム、3年生も4チームある






ということは、、、





スパイク練習をかけ、4つの枠を奪い合うバトルロワイヤルが始まる!!





たくさん練習してカッコいい姿を見せてモテたい男たち!
当然譲り合いの精神など持っていません。
皆コートを確保するために授業が終わった瞬間コートにダッシュ!
最初に着いた4チームが見事コートを使って練習!






コートを取るために重要になってくるのが、各クラスの教室から下駄箱、そしてグラウンドまでの距離です。




私たちのクラスは運悪く下駄箱まで1番遠い教室でしたのでどんだけ急いでもコートを取れることはありませんでした。



でも、練習しないと勝てない。。。




そうだ、朝練をしよう!!


朝練開始



毎朝7時45分に登校し、30分練習してから授業を受ける生活が始まりました。




最初のうちは朝練するチームなどなく、毎日コート全面使って好きなだけ練習ができました。
ただ、それも最初だけ。

私たちがやり始めてからしばらくすると、真似をするチームが出てきました。




こうなってくると放課の練習と同じで、コートは早い者勝ちになってきます。




こうして、バレー出場チームの早起き合戦がスタートします!笑




ちなみに、コートはチームの1人が到着していれば確保できる、という暗黙のルールがありましたので、そのため毎日1人担当を決め、その人が早起きして1番に向かいコートを確保。
その後メンバーがそろったらスパイク練習スタートという流れでした。

大会1週間前まで

大会1ヶ月前から〜1週間くらい前までは、7時〜7時30分くらいの間に4チームが埋まる感じでした。

7時に行ってもだめな日もあれば、7時45分に行ってもコート確保できた日もありました。

大会前日まで

大会が近付いてくると、少しずつ皆が集まる時間も早くなってきました。
その頃には常に7時には4枠埋まってしまう感じでした。

大会2日前は6時半にコードが埋まりました。

遅寝遅起きがモットーの高校1年生。
私たちのチームは無理して超早起きすることはせず、たくさん寝て身体の成長を優先していました。
(まあそれでも3分の2くらいはコートを確保できていたのですが。)


ただ、前日は流石に何としても練習したい!


ということで、大会前日のコート確保係だった私は皆との約束で6時に学校に到着することになりました。


が、私はその大切な大会前日に大寝坊をしてしまい、コートを取ることができませんでした。
何なら1限目も遅刻し、2限目から学校に行きました。。。。

当然みんなから罵られ罵倒され責められ、責任を取れと言われました。
(何の責任??)

ここで私はこの劣勢な状況を打破すべく、

「大会当日4時に学校に着いてコートを確保する」

ことを皆と約束しました。

長くなりましたが、前置きはここまでです。

大会当日(ここで補導されます。)

長くなりました、大会当日に私は無事補導されます。

家を出発

4時に電車は走っていませんので、着くためには自転車で学校に向かわなければなりません。
家から高校までは自転車で50分なので、3時過ぎに家を出れば間に合います。
しかし、私は万が一のことを考えて1時半に家を出ることにしました。

最低限の睡眠時間は確保したかったので、前日は部活をサボり早く家に帰り、すぐに寝ました。

アラームで起きれるか心配だったので、親に起こしてもらうようお願いをしました。
親からは「お前頭おかしいんか?」と馬鹿にされながらも、おにぎりをたくさん準備して1時にはちゃんと起こしてくれました。
そして見送りもしてくれました。
遅くまで起きておにぎりを作って待っててくれたお母さんに感謝しつつ、出発です。

こんな感じの赤い自転車でした。



真冬の深夜は極寒です。

凍えそうな寒さの中自転車を漕ぎ、途中コンビニによりあったまりながら学校を目指しました。

そして、45分くらい漕ぎ続けあとちょっとで学校!いうところで事件は起きました。

前置き長くなり申し訳ありません、ついに補導されます!

ついに補導!

高校の少し手前に警察署があります。

特に何も考えずに通過したのですが、その姿を運悪く警官に見られてしまいました。

警官からしたら、「こんな時間に制服でうろちょろしてるのはおかしい」、
ということでパトカーに追いかけてきて私の真横で止まりました。

警官
警官

こんな時間に制服でうろうろしてたらだめだよ!何してるの?

DJやん
DJやん

早起きしたんで。今から学校に向かうんです。

警官
警官

ハイハイ。
本当は何してるの?
さすがにその嘘は信じないよ。笑
1回警察署で話しようか。
ちゃんと家まで送ってくから。

という感じで、警察署に連れて行かれました。

警官
警官

で、何してたの?
悪いことしてたの?

DJやん
DJやん

本当に学校に行こうとしてただけです。

警官
警官

こんな時間に何しに学校に行くの?
もう嘘やめようよ、怒らないから。

DJやん
DJやん

本当に学校に行こうとしてただけです。
今日、球技大会なんです。
朝練するために早く学校に行ってコートを取らないといけないんです。

警官
警官

意味わからない。
ちゃんと説明して。笑

DJやん
DJやん

友達とのメールも見てください!
信じてください!

ここで、友人からの「4時遅刻すんなよ」と送られてきたメールを見せ、何ヶ月も前からずっと練習してたこと、昨日遅刻したこと、そのせいで今日4時に学校に行くことをみんなと約束したことら等を必死に訴えました!

警官
警官

わかった。大変だったなあ。
今回は何もなかったことにする。
親にも学校にも言わない。
ただ本当はこんな時間に出歩いてちゃだめだからな。
学校行っていいけど一応学校着くまでパトカーで跡つけるな。
心配だから。
優勝しろよ!

DJやん
DJやん

ありがとうございます!

DJやん
DJやん

(なんていい警官なんだ。。。)

というような感じで、無事?解放されました。


警察署から学校までは自転車で2分くらいなのですが、本当に私が歩道を自転車で走る横でパトカーが並走していました。
学校に着いたのは、3時半頃のことでした。

おまわりさんに挨拶をして、お別れをしました。

念のため早く出ておいて良かったと安心しました。


当然、学校にはまだ誰もいませんでした。。。

学校到着

学校に着いたはいいものの、皆が来るまで時間がありました。

学校内の自販機であったかい飲み物でも買おうと思ったのですが、コートを離れている隙に万が一誰かが来たら元も子もないので、その場から離れることはできませんでした。

思考回路はショート寸前、そのまま凍死して月の光に導かれそうでした。(セーラームーン)


6時くらいにチームメンバーが全員集まりました。
3時半に着いたことを伝えると、皆「冗談だったのに!」と笑い転げていました。
私は寒さで抵抗することができませんでした。笑
身体が凍えて朝練も身に入りませんでした。


他の皆も私ほどではないですが朝早く起きているので、あまり身体が動いていませんでした。

大会の結果は?

普通に負けました。笑

試合はお昼過ぎからだったのですが、皆早起きしすぎて眠くて力が出ませんでした。
前評判では一応優勝候補だったのに。。。


ちなみにですが、私の次にコートを確保しに来た人は6時半でした。
その次に来たのは7時でした。
4人目は7時10分に来ました。
皆大会当日はしっかり寝て体力を温存し本番をベストコンディションで迎える選択したようでした。

うん、いい判断。

私は4時に来たことを後悔し、これからは朝1時半に家を出ないことを誓いました。

さいごに

というまじめな高校生だった私が補導された時のお話でした。


あの時のお巡りさん!



ごめんなさい優勝できませんでした。。。

予選敗退でした!!




最後まで読んで頂きありがとうございました。

コメント

  1. なつ より:

    くだらなさが元気でるwww

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